9月に入りました。猛暑や大雨も落ち着いて(いや、台風が接近中(・_・;)朝夕少しずつ過ごしやすくなりました。2学期が始まって10日ほど(それにしても山形県、休み短くないか!)そんな中、学校の夏課題が終わらない・不備がある等で再提出続出の特別警報が各学校で発令されています(苦)そんな彼らの言い訳は「夏の講習で塾の宿題があって出来ませんでした」・・(?)やらされているだけ、こなしているだけの「だけ子ちゃん」が多く興味をもって深く勉強しようとしない傾向が多く見受けられます。これでは学校の先生方が嘆くのも無理はありません。1教科でも関心を持たせるところから、課題の意味を考えることから始めなければいけないと痛感しています。
中3では税の作文、人権の作文というのが恒例になっています。これから公民分野で学ぶところで知識が少ないのはわかりますが、覗いてみると薄っぺらで、ネガティブな捉え方が大多数を占めています。税の作文では「これからもっと税率があがる」「少子高齢化で私たちの負担が増えるだけ」「家計がラクではないのになんで税だけ?おかしくない?」未来ある子どもたちに、未来を示せない大人の責任があるとショックを受けました。「お先真っ暗じゃん・・」ふと出たその言葉にこの先が見えたような気がしました。
政治だけのせいにしてはいけない、この子たちをしっかり育て、ポジティブで正しい見識を示さなければいけない、この仕事の大きな役割だと再確認させられました。