さて、入試も無事に終わり、新しい学年に向けての春期講習が始まっています。新しい課題に向かうもの、壁にぶつかるもの、曲がって怒られるものとそれぞれです。

 

そして昨日は8年前の卒塾性が顔を出してくれました。うちでいうと三期生にあたります。

 

中1から通っておりOPENしてから3人目の生徒になります。懐かしいですね。塾で飛び跳ねて怒られ、こっそりさぼって怒られ・・・・・怒った記憶ばかりが思い起こされるのはなぜでしょうか(笑)

 

どうやら仕事で行き詰っているようです。もう23歳ですからね・・・自己分析もできているようで

 

「私は、学生時代に怒られないで過ごしたから、怒られたり嫌味を言われることに免疫がない」

 

とのこと(笑)確かにそうですね。

 

今の子供たちはみんな大事に育てられています・・・・いいことですが、結果「否定」されることに慣れていない・・・・転ぶ経験がないから、転んだあとの起き上がり方もわからないし、治療の仕方もわからないのかもしれませんね。

 

ただ、その愛弟子は、「正しく努力をしてきた」と自信を持ていえる生徒です。頭はさほど良くはなかった・・・・・努力をして志望高校に合格し、努力をして看護学校に入り、必死に勉強して国家試験を通しました・・・・見てます・・・福田はその努力を・・・・だから言えます

 

「お前はダメじゃない!!福田の自慢の生徒だ」と

 

 

ウルウルしながら話をしました・・・・

 

「今やめたら逃げになる」・・・その生徒は言います・・・確かに・・・でも…大事なのは逃げなのか、それとも自分自身に対する「防衛」なのかです。合わない職場で我慢することだけが正解ではないと思う・・・・逃げ続けた人間が言い訳をして、やめるのと・・・今まで向かっていった人間、戦い続けた人間が、厳しい現状で悩み、後退を選択するのは全く別だと思うのです。

 

 

授業があって、とことんは話しできませんでしたが、しっかりと判断してほしい・・・・その生徒が選んだ道・・・・それは間違いなく正解なんだと思うのです。

 

いくつになっても愛弟子は愛弟子です・・・こんなポンコツ塾講師の福田に会いに来てくれるだけでも大感謝です。

 

またおいで・・・・一期生でも、卒業したばかりの生徒でも‥‥話を聞かせてください・・・・君たちの成長の話を