「平成最後の百姓一揆!」の見出しが躍った秋田・金足農業の快進撃から2年。夏の高校野球も猛暑と健康対策やらで日程の調整、投手の球数制限、さらには「体感が10℃は違う!」の触れ込みで白いスパイクが許可されたりと変わり始めている。その一因?となったのは間違いなく金足農業であろう。全員が地元出身の県立高校で、予選から全試合イケメンエースが1人で投げ抜いて、9人の仲間たちとのシナリオは100回を超えた夏の選手権では今後(未来永劫)現れないだろう。あの夏、KANANOの功績に改めて敬意を表したい。
そんな故郷の秋田で「令和おじさんの百姓一揆!」と大きな話題になっているのが菅官房長官の総理就任への期待である。東北のほぼ中央、秋田の湯沢、宮城の鳴子、そして山形の金山・真室川まで30分の距離に位置する雄勝町秋ノ宮地区。泉質自慢のひなびた温泉郷があり、この奥羽山脈の秘境から初の総理大臣が生まれるかも知れないのだ。誕生すれば東北では5人目となる(4人はすべて岩手県出身!)大変な1年の中、ちょっぴり嬉しいニュースが飛び込んできた。