いよいよ運動会です。小学校時代、運動会は愚か、グランドでの活動は全員裸足が原則!かけっこの遅い子は放課後に残って特訓!鉄棒・跳び箱・スキー授業・・すべてがそうでした。補習常連の私はそれがイヤで先生の目を盗んで家に飛んで帰り、祖母にランドセルを放り投げ、ダッシュでユニホームに着替えて学校グランドに一目散です。スポ少に休みはなく土日はいつも試合。どこの親も見に来ることも少なく監督や鬼コーチとの真剣勝負でした。

ゆとり教育全盛の頃に「子どもたちに順位をつけるのはどうか」となり、そこから全体で楽しむ運動会に変わっていきました。学校での勉強もそうです。点数が取れないと残されるのは毎日あたりまえ。歌うのは得意でも楽器ができない私は先生と1:1で居残り・・「どうしてできないの!」と尻を叩かれる毎日です。

さて夏の地方大会で注目の選手が登板せず議論になりました。私の自論は100%「投げさせるべき」イチ個人の競技ではない。みんな(チーム)の目標がある。本人が「投げさせて下さい」と直訴するべき。目指せ甲子園が、目指すな甲子園です。

こんなことを記すと「時代遅れの古い人間」と揶揄されます。「そんなに昔が悪かったか」と考えてしまいます。楽しむことだけで、鍛えて伸ばす視点が疎かになった。緩い毎日でいざ社会に出てやっていけんのか、と。辛いことや鍛えることが無かったら人間は成長しない。力を合わせることを忘れたら人間は成長しない。優しさや気遣いがないと人は成長しない。「時代だから・・」その一言で片付き、スルーされてしまうことに寂しさを感じます。

さて冒頭の運動会です!

人として成長できるヒント、みんなで感激するって大切!それを見つけて来てね!(FIGHT!)