さて、公立入試が無事に終わりました。今年は泣いて帰ってくる生徒はいませんでした(笑)・・・・ほっとしたのと出来なかったのと両方でしょうかね・・・思わず我慢できない生徒がいるのが受験の風物詩でもあるのですが(笑)

 

そして、今週は入試から解放された開放感と土曜日に迎える卒業式・・・そしてその後に控える発表・・・・・ドキドキですね・・・ただ、今ばたばたしても、結果が変わるわけではない・・・・・そして合否の結果でうちの生徒たちの人生は何も変わらない・・・・高校名はどうなるかはわかりませんが、間違いなく「かっこいい高校生」になれるでしょう・・・・・結果を受け止めて17日良い顔を見せてほしいですね。

 

そして本題の山形県の入試の私見です。あくまで福田の見解です。

 

全体を通してというか、特に数学・・・・今年は社会もでしょうか・・・・・・一体生徒に何を理解してほしいのかがわからない・・・・・勉強が出来る最上位層をターゲットにしているようなトゲトゲした問題構成にしか思えません・・・結果・・・・中央や寒河江・・・東桜・・・天童・・・村山産業を受ける学力の生徒たちがまったく出来ない状況がこの数年続いています。

 

大体平均点くらいの学力で入学できる天童高校の合格者の中に30点も取れない生徒がいるという現状を見て、問題作成の問題点が浮かび上がらないのかと思ってしまいます・・・このままでは、受験指導も極端に言えば、最上位以外は計算を中心に・・・・証明は捨てろ・・・・図形なんてやったって入試じゃ解けないよ・・・・という指導に変えざるを得なくなります。

 

難しい問題だから、作成者が優秀だとはこれっぽっちも思いません。本当に優秀であれば、各高校バランスよく取れる点数が別れる作り方をするはず・・・すくなくても福田は入試予想を作成する際、そこで一番時間をかけます・・・・今のままではただの「受験弱者へのいじめ」「自己満足のナルシスト入試」「数学を学ぶ学問の衰退」にしかなりません。毎年頭にきています。

 

好き勝手書きましたが、本音です。どれだけがんばってきたか・・・・生徒一人ひとりが・・・・いろんな思いをもって・・・・だからこそせめて、その思いに答える入試にしてほしい・・・血が通った人間が入試を作成してほしい・・・・・そう思う今年の入試でした・・・・

 

さて・・・・怒りはこのくらいで・・・・あ~全員受かってればいいな~・・・・日曜日までドキドキです・・・

 

そして入試が終わったのに・・・空気を読まずに自学に来た中3生・・・・・休んでよ(笑)やるけどさ・・・・うれしいけどさ(笑)