人生、感謝してもしきれない恩師が必ずいるものです。私にも2人の師がいます。その先生が今週、新聞に載りました。私は中学卒業と同時に秋田市から山形市の野球部合宿所に移り、3年間の高校野球生活が始まりました。20人1部屋の寮生活、厳しい練習、数々のありえへん掟(おきて)、「3年神様、2年平民、1年○○」の上下関係、滅茶苦茶に怖い監督さん・・まさに「半端ない伝説」の始まりです。

その時の監督さんは61歳になられた今でも現役監督して指揮を執られています。僕のころは血気盛んな30歳でした・・(怖)今年は100回目の夏の選手権。山形を代表する名将として先生の活躍をお祈りしています。

もう1人の恩師はその時の部長先生です。その先生のおかげで山形に来ることが出きました。先生から頂いた大切にしているお言葉があります。

「冷ややかに 水を湛えてかくあれば 人は知らじな火を噴きし 山の跡とも」

母校の南東に蔵王山がそびえます。そこにお釜(火山湖)があります。今は静かに水を湛えていますが、昔は烈火のごとく火を噴いていた時代がありました。先生はそれを例えられ、若いうちにできることは沢山ある、幾多の壁に挑み、チャレンジを忘れずに生きることを学びなさい。と教えて下さいました。

各教室、いよいよ夏の講習の予約が始まりました。「この夏休みをいかに過ごすか」とても大切なことです。自分自身をしっかり見つめて、今、何が必要か考えてみよう。周りの人から言われて気づくより、自分で気づいて行動する方が何倍も成長する。「オレ、頑張ったな」と夏の終わりに言えるような有意義な夏休みにしよう!一緒に夏の講習を乗り切ってみせようぜ!