どもども武田です。

うちの教室には先生見習いの小学生がいます。

 

以前、その子が授業後に武田の椅子で遊んでいたところを

「おお?それは先生の椅子なんだぞー?座ってる人は先生やらないといけないんだぞー?」

と言った所、

「えー?それじゃ、私が先生するから武田先生はあっち行っててー」

と、小学1年生に足し算を教えてあげた事が始まりでした。

 

その後、教えるのが気に入ったのか楽しかったのか、自分の分の授業が終わると

「はい。あとは私が教えるから、こっち見ないでください。」

と言うようになりました。

お迎えが来るまでの10分間先生ですね。

武田は基本まぜてもらえないので、困ったときのサポートに徹します。

 

今まではほぼ問題なく先生していたのですが、今日は一筋縄にはいかなかった模様。

今日は7+5のように、繰り上がりで計算する問題。

自分では解けて当たり前の問題でも、初めて解く子からしたらとても難しい問題。

一回教えたくらいじゃ中々理解まで結びつきません。

理解できない問題を前にした1年生はすぐに集中が切れてしまいます。

「武田先生、全然話聞いてくれない―」

とヘルプ要請が飛んできました。

 

教えることと、理解してもらうことは全く違うもの。

その違いを「難しい」から「面白い」と思えるようになったら、先生としてもう一歩成長するのかな。

と見守りながらほっこりする武田でした。