さて、甲子園も熱戦・・・・夏期講習も熱戦です。天童の福田です
以前、テレビ番組で張本さんが、大船渡の佐々木君が決勝戦で試合に出なかったことに関して
「ケガが怖いならスポーツはしないほうがいい」
というような発言で炎上しました・・・・福田の個人的な考えを述べさせてください。
福田が学生の頃は、張本さんのような考えが主流で、スポーツに大事なのは「気合と根性」というスタイルでした。漫画を見てもそうですよね。古いですが「巨人の星」なんて典型的です。子供に無理やり養成ギブスをつけるわけですから(笑)今ならもろに虐待です。
福田も「部活動のうちは水を飲むな」という指導を受けました・・・よく生きてたな(笑)と思います。
今、甲子園も進化してます・・・開会式でも水分補給の時間・・・今年から準決勝と決勝の間に一日休養日を作りました。選手の体調のため、けがの防止のためです。これまでの過密日程での連投・・・水分不足による熱中症のために選手生命を散らしていった球児たちがいたからです・・・・
佐々木君の登板回避の是非ですが・・・福田個人としては、その行為による通知表は数十年後に出るものだと思うのです。あの時の英断があったから・・・佐々木選手が日本を代表する投手として君臨するかもしれない・・・連投でけがをしてなく選手が減るかもしれない・・・いずれにせよ判断が、高校野球を考えさせ、進化させる決断であったことは間違いないと思うのです。
受験勉強もそうですね・・・・エアコンもない・・・しかも飲食もできない環境で「受験は根性」と言われた時期がありました・・・・四当五落なんていわれ、睡眠時間が4時間なら合格する、5時間なら不合格という言葉もありました・・・・
今はどうでしょうか・・・・「寝ないでやれ」・・・こんな指導者は絶滅しているような気がします。長時間やるのではなく正しいやり方で集中力重視・・・・そうなっていますよね・・・・
大前提で、勉強のスタミナ、集中のスタミナは大事だと思います・・ただ、学習の仕方にしても、暗記だけをひたすらやるのではなく、暗記が疲れたら計算・・・計算が疲れたら読解などの組み合わせが重要だと言われていますし、効率的な休憩・・・・水分や糖分補給なども効果的だと言われています・・・英語などの外国語もひたすら解くではなく聞き流す・・・触れる重要性など、正直福田が学んだ時とは違ってきています。
塾として運営者としてあるべき姿は、決して自分がやってきた古いスタイル・・・の良いものだけを継承し、新しいスタイルから塾人も考えることのような気がしますね。
さて、高校野球から学ぶ・・・・ちょっと真面目に書きすぎましたかね(汗)では今日も熱中症に気を付けてレッツ夏期講習です。